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顧問先の確定申告が終わりました。
14日までに顧問先の確定申告が終わりました。10日頃には終わる目途が立ったので一安心していました。
弊事務所は確定申告のみの単発案件は1人しかいません。その方は、試算表をほぼ完ぺきに仕上げてくれますので、チェックする項目もそれほどない事から例外的に関与しています。いつも12月頃にご依頼の連絡があり、2月中旬には試算表等を提出してくれます。超優良案件です。確定申告のみを原則として受け付けていない理由は、毎回毎回「確定申告依頼されますか?」と聞く必要がありますし、1年分の作業を1月から3月に一気にやる必要があり負担が大きいためです。
勿論、今年の1月以降に顧問契約を締結して頂いた方は、令和4年の確定申告は12か月分をこの期間に対応する必要がありますが、来年以降は単発案件ではなくなりますし、今年も新規案件の方たちはいい人ばかりだったので頑張れました!
また譲渡所得といった単発の案件も受けていません。譲渡所得案件は、基本的に信頼している他の税理士を紹介しています。とはいえ、そもそも私の集客経路にはないのでホームページからの問い合わせもほとんどないのが実情ですが。顧問先やその配偶者で発生した譲渡所得のみフォローしている状況です。
という事で、基本的に顧問契約を締結して頂いた個人事業主の事業所得の申告をサポートしています。そして9割は記帳代行ありです。そのため、ある程度の件数をこなすためには定期的に資料をお預かりする必要があるため、とにかく定期的に資料を提出してもらうようにお願いしています。全員ではありませんが、11月末までには9月までの資料を提出し、1月末までには残り全ての資料を提出してもらうイメージです。
最近は、記帳代行無しの顧問契約も増え始めましたが、私は基本的には記帳代行も受けたい立場です。その理由は、記帳代行を受けた方が結果的に効率的であることが多いためです。自計化してその内容がぐちゃぐちゃだと、こちらの工数があり得ないレベルになりますので。新規の相談を受けていると、最近は特にひどい印象です。現金のマイナス残、預金のマイナス残なんて当たり前です。
独立してから2年連続で申告期限が1カ月延長されたため、今回が初めての通常モードでした。そして、今回の確定申告シーズンはとにかく働きました。久々に口内炎ができる位に。自分なりにかなり効率的に進めたつもりであったにもかかわらずです。となると、今の体制(私とサポート1名)ではこれ以上新規を受けるのはリスクが高いので、パートさんは確実に採用する必要がありそうです。
スケジュールが厳しいのはわかっていても、相談されれば受けることも多いです。3月に入ってからも新規1件受注し、14日に確定申告書を提出しましたし(もう1件連絡がありましたが、約束した面談当日に連絡がなかったので他の税理士さんが見つかったのかな?見つかっているといいのですが…)、今後もそれなりに新規は増えていくと思うので、来年の確定申告の事を考えると既に焦っています。少なくとも、12月決算と1月決算はこれ以上受けることはできないです。11月決算についても、受けるとしても条件付きの可能性が高いです。
来週からは監査法人の仕事が忙しくなるので、5月の連休までは監査法人の仕事の比重が高くなります。監査法人の仕事もさらに減らしていかないと体がもたないかも。今の主査はこちらの忙しさを加味したアサインメントをしてくれますが、そのあたりを加味してくれない人に変わったら監査法人の仕事は一気に減らします。税理士業務が忙しいにもかかわらず監査の仕事をしている理由は、主査が良い人たちで微力ながらサポートしたいという点が大きいので、その動機付けがなくなれば働く理由もお金位しかなくなります。
とにかく今回の確定申告は疲れました。定期的なクリーニングのために13日に歯医者に行ったのですが、クリーニング中ずっと寝てましたので相当疲れていたんだと実感しました。
確定申告シーズンは、ホームページの閲覧回数も飛躍的に伸びました。特に以下のコラムです。確かに自分で確定申告を作っている方たちにとっては関心のあるネタだと思います。このコラムで集客につながる可能性はほとんどありませんが、ちょっとでも参考になったのであればうれしい限りです。
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