お知らせ・コラム
News & Column
個人事業主が使うクラウド会計について
MM総研が、個人事業主が使うクラウド会計ランキングを発表しました。
1位:弥生会計「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」
2位:freee「クラウド確定申告ソフト freee」
3位:マネーフォワード「マネーフォワード クラウド確定申告」
シェアは、弥生会計53%、freee25%、マネーフォワード15%だったようです。最近、freee株式会社がMikatus株式会社を買収したので、実質的にはもう少しシェアは増えそうです。とはいえ、やはり弥生会計は強いですね!自計の顧問先が弥生会計を使っていて私もチェックのために操作していますが、使いやすいのは間違いありません。また、私がメインで使用しているfreeeのシェアの伸び率が一番高いようですが、かなり広告を打っているので(マネーフォワードや弥生会計と比較すると誰が見ても明らか)、当然の結果ともいえそうです。freeeのシェアが伸びるのはとても良いことであるものの、以下のコラムで書いた通り、そんな簡単に確定申告できるわけでもないので、申告難民が出る可能性があるかもしれないとは懸念しています。きっと、その難民をフォローしてくれる税理士も少ないはずですし。
とはいえ、税理士事務所のコスト削減にもつながっていますし、freeeを含めクラウド会計がとても素晴らしいことは間違いありません。私は他の税理士に比べれば、まだまだクライド会計を使いこなしている訳でもないので、さらに効率化・コスト削減ができるのでは?とも考えています。
いずれは解消されるのでしょうが、利用者との期待ギャップが解消されるとさらに良いでしょうね。ふと思ったのですが、「やよいの白色申告 オンライン」というのはどういったシステムなんでしょうか。白色申告するのであれば、別にクラウド会計使うほどでもないような気がしました。
私は、弥生会計、会計王、マネーフォワード、freeeを使用したことがありますが、freee以外は仕訳を起票するという従来の使い方の延長線上にあるため、簿記の知識がある人はこれまでと同じように使う事ができます。freeeはちょっと特徴があるので、最初は???っとなるかもしれません。慣れれば問題なく使う事ができますが。