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2022.10.13 コラム

税務調査は税理士で対応が違う!税理士の選び方は大切

「税務調査の連絡が届いた際、事前に『修正申告』を出しておくべきなのだろうか?」
「税理士によって『事前に修正申告をするべき』『事前提出は不要』とアドバイスが分かれる理由と選び方を知りたい」

税務署から税務調査の事前通知が入った際、複数の税理士事務所へ相談すると、提案される交渉方針や事前準備の手順が全く異なることに戸惑う事業主が多くいらっしゃいます。

特に意見が分かれるのが、「税務調査の実地調査(調査官が来る日)の前に、あらかじめ修正申告書を提出しておくべきか否か」という点です。

私自身、必ずしも事前修正申告をお勧めしているわけではありません。税理士によって重視するポイントや交渉戦略が大きく異なるため、最初から1社の意見だけに絞らず、複数の専門家に相談して納得できる方針を選ぶことが何よりも重要です。

今回は、税務調査における事前修正申告に対する考え方の違いと、税理士ごとに戦略が分かれる理由、および後悔しない税理士の選び方について分かりやすく解説します。

【目次】
  1. なぜ意見が分かれる?「事前修正申告」に対する税理士ごとの戦略の違い
  2. 経費の積み増し方と国税OB・一般税理士のスタンス
  3. 税務署の事情?事前に修正申告を出すと嫌がられる理由とは
  4. まとめ:複数の税理士へ相談し納得できるアドバイスを選ぼう

1.なぜ意見が分かれる?「事前修正申告」に対する税理士ごとの戦略の違い

税務調査の連絡を受けた後、事前に自主的な修正申告書を提出するかどうかについては、税理士によって判断基準やアプローチが大きく異なります。

何が絶対に正しく、何が間違っていると一概に言えるものではありません。

📄 事前修正申告に対する税理士ごとの視点の違い

  • 事前修正申告を推奨する立場: 悪質な売上除外などがある場合、事前提出によって重加算税(35%〜40%)を回避・軽減できる可能性を重視する。ただし、事前に確定計算を行うため税理士の工数・作成費用は大幅に増える傾向にある。

  • 事前修正申告を勧めない立場: 調査当日の調査官の指摘範囲や証拠の強さを見極めてから判断する方針をとる。事前提出手続きの手間や余分なコストを抑えたい場合にも選択される。

申告内容の不備の程度(ケアレスミスか、意図的な隠蔽か)や資料の残り具合によって、取るべきベストな戦略は変わります。

だからこそ、1人の税理士の意見だけを鵜呑みにせず、複数の専門家に相談してそれぞれのロジックを比較することが不可欠です。

🔗 関連コラム:税務調査前に修正申告書を提出するべきか

2.経費の積み増し方と国税OB・一般税理士のスタンス

領収書やレシートが手元に少ない状態からどのように正当な経費を積み増していくか、また過酷な追徴処分を防ぐかという点においても、税理士の手腕やスタンスによって違いが出ます。

国税OB(元税務署員)の税理士は、税務署内部の調査手続きや組織心理・落とし所を熟知しているため、現場での駆け引きに強みを持つ場合があります。当事務所も国税OBと連携して、このメリットを享受できる体制を整えています。

そのうえで当事務所では、「納税者の正当な権利を守りつつ、調査官も上司(統括官や署長)へ報告・納得できる合理的な着地点を構築すること」を最優先としています。

無意味に対立を煽るのではなく、税法と実務に基づいた合理的な防衛ロジックを組み立てることが、結果的にお客様の費用面・精神面での負担を最小限に抑えることに繋がります。

▼事前修正申告に対する「推奨 vs 非推奨」の視点
立場・アプローチ 主な主張とメリット 注意点・デメリット
① 事前修正申告を重視 重加算税などの重いペナルティを回避・軽減できる可能性が高まり、当日の拘束時間も短縮。 事前の計算工数が増加し税理士費用が高くなる傾向。
② 事前修正申告を行わない 調査官の実際の指摘や証拠の強さを確認してから対応。初期の作成手間や費用を抑えられる。 指摘を受けた後に高率な加算税が科されるリスク。
③ 最適な選び方 複数の税理士に相談し、根拠と費用のバランスに最も納得できる専門家を選択する

3.税務署の事情?事前に修正申告を出すと嫌がられる理由とは

実務上、納税者が税務調査の直前に自主的な修正申告書を提出することを、税務署の調査官が嫌がる(難色を示す)場面があります。

税務署側には「実地調査によって追徴実績(増差税額)を挙げた」という内部評価が求められるためです。

調査が入る前に自発的に修正申告を出されてしまうと、税務署側の「調査による成果実績」としてカウントしにくくなり、ノルマ達成に影響が出やすいという組織上の都合が存在します。

しかし、納税者側からすれば「法律上認められた権利として、事前に正しく修正申告を行ってペナルティ率を下げる」という選択肢も当然に存在します。

税務署側の都合ではなく、「どちらの戦略が自分にとって費用面・税金面・精神面で最も望ましいか」を税理士と一緒に見極めることが大切です。

4.まとめ:複数の税理士へ相談し納得できるアドバイスを選ぼう

今回は、税務調査における事前修正申告に対する考え方の違いと、税理士によって交渉戦略が分かれる理由について解説しました。

税務調査への対応方針にたった一つの絶対的な正解は存在せず、提示される立ち会い費用や将来的な顧問契約の条件も事務所ごとに大きく異なります。

最初に相談した税理士のアドバイスだけを鵜呑みにするのではなく、複数の税理士に相談し、「なぜそのアプローチをお勧めするのか」という理由に自分自身が納得した上で、信頼できる専門家をパートナーに選んでください。

梁瀬会計事務所では、愛知県名古屋市を拠点として、愛知・岐阜・三重を中心に全国の法人・個人事業主の税務調査をサポートしております。実際に東海三県を超えて、代表の地元である長崎県や東京都など全国各地の法人・個人事業主からもご選定いただいております。

当事務所はネット広告(リスティング広告等)をいっさいかけていない完全ゼロ広告の経営を行っているため、他事務所よりもリーズナブルな適正価格で高品質な公認会計士・税理士による税務調査立ち会い・交渉サポート・税務顧問をご提供しております。

「事前修正申告をすべきかどうか複数の専門家の意見を聞きたい」「高額な広告費が上乗せされていない適正料金でプロに任せたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

税務調査の料金やご利用の流れなど

 

 

 

 

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