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税務調査が始まりましたが、税理士選びは慎重に。
税務調査が始まります。私が関与している税務調査で、納税者の都合で延期されていた案件があるのですが、税務署の調査官から連絡があり日程調整を進めています。4月18日以降の日程でという話だったので、個人の確定申告期限が終わる4月15日の翌週から始まるという事だと思います。
”税務調査”で検索してみてください。税務調査を専門にする税理士の集客広告が表示されるはずです。この点からもこれから税務調査がスタートすることがわかります。
最近、関東圏で新規に立ち上げている税務調査専用ホームページを2件見つけました。正直なところ、報酬がとても高いです。そして報酬がわかりにくいホームページもたくさんあります。広告単価がとても高いことも影響しているのでしょうが、少し調べれば広告を出していない国税OB(自然検索で上位にくる方)の方が断然安いので(HPを見る限り)、そちらに依頼すればいいのにと勝手に思ったりします。税務調査の連絡が来ると冷静な判断は難しいでしょうが、広告を出している税理士と広告を出していない税理士それぞれに問い合わせた方が良いと思いますよ。そして能力面でそれほど差がなさそうであれば(個人事業主で売上が数千万円規模であれば、実際に差はないと思います)、広告を出していない税理士に依頼した方が費用対効果は高いかなと。少なくとも自然検索で上位に来る国税OBであれば、リスティング広告を出している税理士事務所ほどではないにしても、現在進行形でそれなりの件数の税務調査に立ち会っているでしょうし。
当税理士事務所の場合は、個人事業主の基本料金は税抜30万円と明記しています(2024年6月17日時点)。顧問契約を締結して頂くことを前提にしているため、報酬をかなり安く設定しています。しかし、ホームページにも明記していますが、売上が違っていたり、経費のレシート等がほとんどないようなケースでは、料金を加算しています。そして、今の価格は、リスティング広告を出していない名古屋の税理士事務所の価格を参考に、集客を重視した価格設定でしたが、最近は安く設定しすぎたと感じていること、私が忙しすぎてそれほど受けられそうにないこともあり、次のホームページの改定時に報酬を少し上げようと思っています。