名古屋市で税理士・会計士をお探しなら梁瀬会計事務所「コラム・解決事例」ページ

営業時間:平日 9:00〜18:00(土日祝日も対応可能) 052-990-1575

CONTACT

News & Column

2021.10.12 コラム

公認会計士と税理士の違い!独立後の仕事や強み

税務や会計の専門家として並び称される「公認会計士」と「税理士」ですが、その役割や独占業務の範囲には明確な違いが存在します。

公認会計士の主要業務である「会計監査」は、上場企業や大企業が作成した決算書(財務諸表)が適正であるかを第三者の立場で証明する専門仕事であり、税理士資格だけでは行うことができません。

今回は、公認会計士の仕事内容、独立後のキャリア(東京と名古屋など地方での実務の違い)、そして公認会計士資格を持つ税理士ならではの強みについて分かりやすく解説します。

【目次】
  1. 公認会計士と税理士の根本的な役割と「監査」の違い
  2. 独立した公認会計士の仕事(東京と地方・名古屋でのリアルな違い)
  3. 公認会計士資格を持つ税理士に依頼するメリット・強みとは?
  4. まとめ:自社の成長ステージに応じた信頼できる専門家を選ぼう

1.公認会計士と税理士の根本的な役割と「監査」の違い

公認会計士と税理士の最も大きな違いは、それぞれの資格だけに認められた「独占業務」にあります。

📄 公認会計士と税理士の独占業務の違い

  • 公認会計士の独占業務【会計監査】: 上場企業や銀行・大規模法人が作成した決算報告書(財務諸表)に誤りや粉飾がないかを第三者の独立した立場でチェックし、投資家や銀行に対して意見を表明する業務。

  • 税理士の独占業務【税務代理・税務相談・書類作成】: 納税者(法人・個人事業主)に代わって税務署へ確定申告を行い、税金に関する相談や書類作成を行う業務。

公認会計士は、大手企業の決算書や内部統制(組織の仕組み)、経営データが正しく運用されているかを厳格に精査するプロフェッショナルです。

2.独立した公認会計士の仕事(東京と地方・名古屋でのリアルな違い)

監査法人から独立した公認会計士がどのような仕事を行っているかは、独立した「地域」によって大きな傾向の違いが見られます。

① 東京で独立した公認会計士の傾向

上場企業やベンチャー企業が集積する東京では、監査経験を活かした「①財務デューデリジェンス(M&A時の財務調査)」「②IPO(株式上場)支援」「③会計監査業務」などの専門コンサルティング案件が豊富に存在します。ライバルも多いですが、高度な会計知識を専業として独立するスタイルが成り立ちやすいエリアです。

② 名古屋など地方都市で独立した公認会計士の傾向

愛知(名古屋)をはじめとする関東及び関西以外のエリアでは、上場企業や大企業の絶対数が限られるため、独立後は「税理士登録を行い、法人・個人の税務顧問をメインで行う」スタイルが一般的です。当事務所においても、会計監査業務や東京企業の財務デューデリジェンス等に携わりつつ、税務顧問を軸として活動しています。

3.公認会計士資格を持つ税理士に依頼するメリット・強みとは?

税理士登録を行っている税理士には、主に「①税理士試験合格者」「②公認会計士資格からの登録者」「③国税局・税務署出身者(国税OB)」の3つのバックグラウンドが存在します。

それぞれに特徴・強みがありますが、公認会計士の特徴は、「企業の業務フローや内部統制、財務状況を深いレベルまで見抜く分析力」にあります。監査法人に勤務する公認会計士にとって、それが仕事だからです。

上場企業や金融機関(地方銀行等)など規模の大きい企業の会計監査を多数経験しているため、単なる日々の記帳処理(仕訳)にとどまらず、将来の資金繰り・組織体制・事業拡大や将来の法人成りを見据えた質の高い財務アドバイスを提供できる点が大きな強みとなります。

また、監査法人に勤務して3,4年目になると、上場企業の社長と面談する機会も増えてきます。これはとても貴重な経験で、今の仕事にとても役に立っています。

4.まとめ:自社の成長ステージに応じた信頼できる専門家を選ぼう

今回は、公認会計士の仕事内容と独立後の実務、および税理士としての強みについて解説しました。

日々の確定申告や決算書の作成だけでなく、「事業を拡大して将来的に組織化したい」「資金繰りや財務体制をより強化したい」とお考えの経営者にとって、多様な監査・税務経験を持つ専門家の存在は心強いパートナーとなります。

それぞれの専門家の強みや得意分野を理解し、自社の事業成長に寄り添ってくれる最適な税理士を選びましょう。

 

 

 

 

この記事は更新日時点の情報となります。掲載の情報は法改正などにより変更になっている可能性があります。また、この記事内容は結果を保証するようなものではありませんので、掲載されている情報を利用することで生じた、いかなる問題、損害等に対しても一切の責任を負いません。自己責任において、ご活用ください。