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2021.06.10
コラム
ふるさと納税による寄付が住民税の控除金額に反映されていますか
個人事業主の方は、住民税の納税通知書が届いているのではないでしょうか。私の手元にも届きました。安くない金額を払わないといけませんよね。。。しかし、私たちは、学校や図書館などの公共施設を利用しますし、ゴミの収集も無料でやってくれます。このようなサービスを享受している以上、支払い義務があるのは仕方がないことです。とはいえ適正な納税額を払いたいです。そこで、可能性は限りなく小さいのですが、住民税の計算上、ふるさと納税が控除されていないケースがあったと聞いたことがありますので、その確認方法をお伝えします。
ふるさと納税が控除されていることを確認する方法
簡単です。まず届いた課税明細書を確認してください。私の場合、「令和3年度 市民税・県民税 課税明細書」という名前です。その明細書に寄附金税額控除という項目があるはずですので、そこで2点確認してください。
- 市民税と県民税がそれぞれ控除されていること
- 控除金額が市民税と県民税を合わせて、概ね「ふるさと納税額-2,000円」であること
控除金額は、ふるさと納税ワンストップ特例が適用されているか否かで異なるのですが、大きな差はありませんので、「ふるさと納税-2,000円」に近ければ大丈夫だと思います。
確認作業はすぐに終わりますので、面倒だと思わずにチェックしてみてください。
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