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2021.06.24 コラム

本業以外でどうやってお金を稼ぐか。不動産投資その他編

これまで株式投資、FX投資、クラウドファンディングについてご紹介しました。最後は、幾つかの投資をまとめてご紹介します。今回紹介する投資のうち、不動産REITは皆様のポートフォリオの一部に入れてほしいなと思います。他の投資については、株式投資と不動産投資(REIT)を優先的に資金投入した上で、それでもお金が余っている場合、銀行借入等を活用した上でやるのはありかなと思っています。因みに、私の場合、信頼できる不動産業者がいるので不動産投資を選択します。それ以外は信頼できる業者がいないので、現時点では投資しません。

【目次】
  1. 不動産投資
  2. 太陽光発電/バイオマス発電/風力発電投資
  3. コインランドリー投資など
  4. まとめ

1.不動産投資

1.実物不動産への投資

実物不動産に対する私の見解は、こちらに詳細に記載しています。
会社員(給与所得者)の節税方法とは?選択肢は少ないですが

①不労所得がほしい、②インフレリスクに対応できる、という点から不動産投資自体はとても魅力を感じます。しかし、安易に投資するのは絶対にお勧めしません。こちらが無知である場合、かなりの確率で収益性の低い物件を掴まされます。そのため、不動産で儲けたい場合、不動産の知識は必須で、かつ収益性の高い不動産の紹介を受けるポジションにいる必要があると考えます。

2.不動産REITへの投資

とはいえ、私たちのポートフォリオに不動産投資を含めたいです。そのときに有効なのが不動産REITです。私もIDECO経由で投資額の5%だけ海外不動産REITに自動的に投資しています。不動産REITの特徴は、私たち個人では投資できないようなオフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設などに小口ではありますが投資できる点、分配利回りが3%から5%程度確保できる点、実物不動産と比較するとリスク・リターンともに低い点などでしょうか。

勿論、不動産REITは株式と同じようなものなので価格変動リスクがありますし、金利変動リスク、自然災害等のリスクが存在します。ホテルリートなどは、コロナ感染症によって大ダメージを受けました。’ジャパン・ホテル・リート投資法人’で検索してみてください。かなり回復しているものの、コロナ感染症前までにはまだ戻っていません。従って、不動産REITも株式投資と同じように分散投資するのが大切かなと思います。

2.太陽光発電/バイオマス発電/風力発電投資

太陽光発電などの投資は、節税目的で活用する方が多いです。設備投資を一度に償却する方法です。節税というか課税の繰り延べでしかないのですが、通常よりも利益が出そうな事業年度に太陽光発電投資をおこない、利益と償却費を相殺するというパターンです。消費税の還付も期待できるので、資金繰りという面でも有効ではあります。しかし、この税額控除制度はすでに終わった気がします。

太陽光発電投資は、電力を20年間固定額で買い取ってくれるので(買取価格はどんどん下がっていますが)、安定した収益源を確保できます。天候の影響は加味する必要がありますが、その辺りは過去の実績をベースに見積もることは可能だと思います。そのため、投資判断する際にとても大切な収益性の予想が比較的容易です。コストの見積もりさえ誤らなければ、利益は確保できると思います。

しかし、注意すべき点は詐欺が多いです。私も詐欺の実例を直接的に知っているので(かなり有名な事例です)、この投資についてはネガティブな印象を持ってしまいました。一時、真剣に検討していた時期もあったのですが。。。詐欺にあってしまうと、投資額のすべてが回収できない可能性も出てくるので詐欺にあわない事が一番大切です。結局、不動産投資でもお伝えしたのですが、信頼できる業者を確保できるかが最も大切になります。それが難しいんですけどね。。。私も信頼できる業者を知りません。

3.コインランドリー投資など

それ以外にも、コインランドリー投資、コンテナ投資、アンティークコイン投資など様々な投資があります。仮想通貨も取り上げていませんでした。コインランドリー投資やコンテナ投資などは節税目的という点が強調されることも多いです。私は節税目的は副次目的でしかなく、儲かるか儲からないかだけで考えます。

4.まとめ

私自身、これらの投資についてそれほど詳しくないので、申し訳ありませんが、紹介するだけになってしまいました。リスクなどはyoutubeなどで紹介されていますのでご興味があれば検索して閲覧してみてください。何度も繰り返しますが、実物資産への投資は、業者を経由することがほとんどです。そのため、その業者が信頼できることが何より大切です。是非、この点だけはしっかりにご認識してください。

 

 

 

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