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2021.05.03 コラム

税理士の集客方法②これからのやり方

前回、税理士の集客方法について取り上げました。
税理士の集客方法①これまでのやり方

今回はこれから主流となっていく集客方法について考えてみます。当税理士事務所が制作を依頼したホームページ制作会社の話も非常に参考になりましたので、その辺りも文章の中に少し反映しました。今後はインターネット経由での集客が主であることは容易に想像できますが、引き続き、前回も取り上げた顧問先からの紹介も大切な集客方法と考えています。

【目次】
  1. 自社ホームページによる集客
  2. freee、マネーフォワードなどを経由した集客
  3. リスティング広告による集客
  4. facebook、Twitterによる集客
  5. Youtubeによる集客
  6. まとめ

1.自社ホームページによる集客

最もオーソドックスな集客方法です。ホームページで集客するには、GoogleやYahooなどで検索上位にいかなければ意味がないため(検索結果の1ページ目に表示されること)、検索上位に表示されるようにホームページを育てる必要があります。
当税理士事務所のホームページの場合、開設して3カ月程度経過していますが、”税務調査 名古屋市東区”とか”無申告 名古屋市東区”などある程度地域を絞ると、検索上位に表示されます。コラムを継続して執筆した成果です。最初の1カ月くらいは、全く表示されませんでしたが、その後、検索結果に表示されるようになり、3カ月でここまで来た感じです。そして、”無申告 名古屋”でも検索1ページ目にきました。”税務調査 名古屋”はまだまだです。このキーワードで検索上位に行くのはかなり先でしょう。このように、集客につながるには時間がかかるのが難点です。

特化型ホームページ

ホームページを制作する上で、得意分野を明確にした方が良いと、多くの集客アドバイザーがお話しします。プロがいうからその通りなんだと思います。確かに総花的なホームページを作っても差別化ができないため、集客は厳しいです。だからこそ、市場規模を縮小してでも得意分野に特化して、そのターゲットを根こそぎ獲得するのは戦略として正しそうです。
しかし、何をターゲットにするかは非常に重要です。そのターゲッティングを誤ると、もう最悪の結果になってしまいます。だからこそ、慎重に検討する必要があります。私もホームページを制作する際、元システムエンジニアなのでITを前面に出すことも検討しましたが、HP制作会社が分析した結果、やめました。結果的には、税務調査と無申告・期限後申告を切り口にホームページを制作しました。先ほど、”税務調査 名古屋市東区”や”無申告 名古屋市東区”であれば、検索上位になるとお伝えしました。しかし、”税理士 名古屋市東区”で検索しても検索上位に全く届きません。この点からも、特化型HPは効果的な戦略と言えそうです。

2.freee、マネーフォワードなどを経由した集客

当税理士事務所は、税理士検索freeeに登録しています。登録したからこそわかった事ですが、freee経由で事業者からの問い合わせがそこそこあります。成約までの確率は低いですが、登録は無料なので、年に数件成約できればいいかなという感覚で対応しています。この集客の良いところは、freeeを使用することを前提としているため、freeeに銀行口座やクレジットカードの登録をしてくれる可能性が高く、記帳代行を受けたとしても効率的にできる可能性が高い点です。

税理士検索フリー
マネーフォワード税理士・社労士検索

3.リスティング広告による集客

広告費を使って、検索結果の1ページ目(広告枠)に表示させる手法です。私が懇意にしている税理士は、リスティング広告に詳しいのですが、広告単価は年々上昇しているそうです。ホームページ制作会社も同じことを言っていました。となると、当税理士事務所のように大きくない事務所の場合、継続的なリスティング広告は資金的に難しいです。

4.facebook、Twitterによる集客

私はSNSは全くやりませんので、正直よくわかりません。facebookの場合、交流を通じた集客になるのではないかと思います。異業種交流会のオンラインバージョンというイメージです。Twitterの場合、facebookのような狭いコミュニティーというより、より広範囲に拡散する力があるようです。私は、税理士が発信しているTwiiterを時々閲覧していますが、そのような発信力のある税理士であれば仕事につながりそうです。そこまでの地位に行くのはなかなか難しそうですが。

5.Youtubeによる集客

最近、よく見かけます。私が懇意にしている税理士も積極的に発信しています。時々、閲覧するのですが、閲覧件数が1万人を超えたりする動画もあるので、相変わらずすごいなーと感心します。Youtubeの良いところは、税理士の人となりが動画からわかるので、他の集客方法と比べても、問い合わせが増えそうな気がします。Youtube動画は集客手段として非常に重要になりそうですが、動画編集などハードルが高いことや、自分の動画を出す事に抵抗もあるため、今のところ参入の予定はありません。自社のHPを育てることが先決です。

6.まとめ

今回は、今後主役になりそうな集客方法について考えてみました。今後も新しいサービスが出てくるので、そのサービスに合わせた集客方法が編み出されることでしょう。新しいサービスが出てくるという事は、応じて既存のサービスが衰退することになります。となると、特定のサービスに依存した集客はちょっと怖いなと思います。例えば、Youtubeに特化した集客を採用していて、そのYoutubeが衰退したら何もなくなってしまいます。そのため、あくまで自社のホームページによる集客が基本で、それに加えて、Youtubeなどを活用した集客をおこなっていくのがよいのかなと考えています。

 

 

 

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